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Tuesday, March 1, 2016

輝き人!NO.25 指出瑞貴 / mizuki sashide

今回ご紹介するのは、指出瑞貴さんです。
中学生より女優業を始め、今もその第一線でご活躍する彼女から
芝居にかける思いから、役者としての成長ぶり、更には“指出瑞貴”というひとりの人格に迫り、幅広くお話を語って頂きました。
指出瑞貴
―PROFILE-
指出 瑞貴
Sashide Mizuki
1994年7月8日生まれ。東京都出身。B型。
中学2年生より女優業を始める。中島裕翔さんが主演を務める『スクラップティーチャー~教師再生~』によりデビュー後、数々の作品に出演。その強気な見た目から、スクールカーストの頂点に君臨するような役を中心に演じてきたが、最近は恋人役なども演じ、役の幅を広げている。野田秀樹さんが監督を務める舞台『逆鱗』に出演中。

Interview

―まず初めに、役者になったきっかけを教えて下さい。
指出:小学校5年生の時から少しキッズモデルをやっていたんですが、中学生になった時に一度やめて、学校の部活動をやっていました。その時に刺激が足りなくて、他に面白くて楽しいことを探していた時に、テレビで見ている人たちの仕事に魅力を感じたんです。特に映画やドラマは大好きでいろいろ見ていたので女優になりたいと思いました。その時に母が「このオーディションに応募してみたら」と言ってくれた事がきっかけで事務所に所属する事が出来、この仕事をスタートしました。
―最初は、何か苦労されたことはありますか?
指出:オーディションになかなか通らない事ですね。正直今もですけど、何十回も落ちています。最終審査まで良い感じに進んで行っても最後の最後で落とされるとかもよくあります。その時の絶望感は大きいですね。役で悩むことはあんまりなく、自分から相手役の方に相談したり、監督に聞きに行ったりするタイプなので、これまでの映像作品では一人でずっと悩むことはあまり無かったですね。
―オーディションを通過するために工夫していることは?
指出:とにかく他人と被らないことです。あと、自分らしさは絶対に出します。トークでも、渡された台本の芝居でも、エチュードでも。これは自分しか今できないだろう、自分を今見てもらえているだろうっていう空間を作るように心がけています。
―指出さんが思う、“自分らしさ”とは?
指出:それは、存在感です。(笑)ぱっと見て、目に入るのって声じゃなくて見た目ですよね。私は、顔が濃くて、目がはっきりしているのもあるので、目の芝居はすごく意識しています。
―以前と比べて変わってきたことはありますか?
指出:役の幅が増えた気がします。中学校2年生くらいからこの女優業を始めたんですが、当時は、顔が実年齢よりも上に見えたので、それもあってか、ギャルの役やいじめっ子のボスの役などの強めの役が多くて、衣装も派手なことが多かったんですね。けど、高校の終わりくらいから、可愛いお花屋さんの役や、彼女役とかもするようになりました。以前は、視聴者の方が「なんだ、こいつ!?」と思うくらいの強めの感じだったり、「意地悪なこいつ、何!?」という役だったんですが、ちょっとずつ悪役以外もいただけるようになり、役の幅が広がったと思います。
―演技力の面では、どのように変わってきたと思いますか?
指出:かつては全てを出して、最大限で元気いっぱいっていう芝居が多かったんですが、その元気さ全開でやっていたのを抑えるという引き算をだんだん覚えました。引き算をし過ぎた芝居だと、ただのふり幅が小さいものに見えちゃうと思うんですけど、最近はその引き算を、上手く加減して、自分のバランス感覚ですけど、出し過ぎず、でも出すところ出すし、出さない所は抑えるっていうのをなんとなくですが覚えて、上手く調節ができるようになったのかなと思います。
―その上手く調節ができるようになったきっかけは何でしたか?
指出:なんですかね。(笑)高校を卒業して、学生から社会人になりますよね。その時のモチベーションかもしれないですね。高校生までは元気はつらつみたいな感じで演じていたんですけど、年を重ねていくと子どもっぽく見えますよね。それがお芝居に出ちゃうと、偏っちゃうんです。例えば、キャスティングの方が見た目は大人っぽいって思っていてくれていても、そういう芝居をする事でイメージが違って、良くない印象を与える時があるんですよ。
―次第に、ですね。
指出:はい、そうです。見る作品もだんだんシリアスの物が多くなってきて、ホラーはあまり好みではないのですが、そういうのを見るようになってから、変わったのかもしれないです。
指出瑞貴
―学業との両立はいかがでしたか?
指出:かなり必死で、友達に助けてもらっていました。(笑)まわりも芸能の仕事をしている子が多い学校だったので、休んだ子にノートをコピーしてあげるという習慣があって、皆で助け合っていました。
―時間の使い方も上手くなって来たんじゃないですか?
指出:そうですね。前は夜更かしをして教科書やプリントの内容を覚えればいいやと思っていたんですが、私はしっかり寝ないとダメなタイプなので、早く寝て、朝早く起きて、電車の中の移動中で覚えるみたいな感じにシフトしました。その変化はありましたね。
―学生時代の思い出は?
指出:高校の修学旅行です。(笑)海外に行きました。芸能のお仕事をしている子が多い学校でもあって、普段みんなが揃うことはないし、私も行事に参加できないことが少なからずあったんですよ。でも、修学旅行だけは、担任の先生が一年前から予定を空けるようにと言っていて、始めてクラス全員が揃って行きました。
―それで、高校を卒業したら、芸能の世界に?
指出:いえ、短大に2年間行きました。
―短大に行くきっかけはどちらにありましたか?
指出:きっかけはちょうど高校3年生の頃に事務所を変わる・変わらないや、このままこの仕事を続けようか・続けないかみたいな感じで悩んでいた時期で、家族ともすごく喧嘩をしましたし、進路もすごく悩みました。昔からずっと留学をしたいと思っていたんですが、中学生の時から芸能のお仕事をやっていたので、なかなか行けるタイミングもなく、それで、高校の担任の先生と仲が良かったので、いろいろ相談して、「英語科の4年制の大学は出欠や単位が今すごく厳しいから、短大に行ってみたら」というお話しをいただいて、英語コミュニケーション学科があるところに決めました。担任の先生が勧めてくれた際に、学校に行きながらも女優活動っていうのは別に出来ないことではないからと、短大に進学する決心をしました。
―英語を勉強していたんですね。
指出:全然ペラペラという感じではないです。多少話を聞くことは出来るのですが、まだまだ全然話せません。今後仕事で活かすためにも、もっと勉強したいと思っています。
―芝居の世界で、英語を生かすことを考えているんですか!?
指出:はい。でも、今はまず土台を日本でちゃんと作らないといけないなって思います。海外に行っている方の多くは、日本でちゃんと実績を積んだ方が多いと思っていて。そういう意味では、今は日本でしっかりやっていきたいです。
―“土台”というのは具体的に?
指出:私が思うに、日本の顔になることです。例えば、柴咲コウさんは、日本の顔としてハリウッドに行っていると思うんです。老若男女、誰もが知っている女優さん。私もまずは、顔を覚えてもらえる女優さんにならないと、偉そうな事は言えないですよね。今はとにかく頑張るのみです。
―尊敬している女優さんはいらっしゃいますか?
指出:やっぱり、柴咲コウさんは好きですね。存在感があって、強気な鋭い眼が印象的です。それを生かして気が強い役も演じて、でも柔らかい役も演じられる。あと、菅野美穂さんや榮倉奈々さんも好きです。バラエティ番組に出た時の菅野さんや榮倉さんの飾らない感じがナチュラルで好きなんです。
―役者を続けられる原動力となるものは?
指出:身近で喝も入れてくれる事務所の人や家族の力と、たまに街中で直接声を掛けてくれたり、SNSなどで励ましのメッセージをくれるファンの方々の存在は本当に活力になっていますね。
―役者以外の仕事が良いと思う瞬間は?
指出:全くないです。結構、苦が多い仕事であると思うのですが、私は、そう思ったことはないですね。
―役者の魅力とは何ですか?
指出:当たり前ですけど、次に何が起こるかを知っていて演じているんですよね。でも、視聴者にそれが絶対にバレないように芝居をして行くという嘘をすっと演じている部分が魅力です。下手な芝居をすると、先が見えちゃったりするんですけど、視聴者に“次の展開ってどうなるんだろう、どう転がっていくんだろう”と思わせて、ハラハラドキドキさせられるのが魅力ですね。私は、作品ごとに毎回違う人を演じるんですけど、ひとつの作品に対して、みんな自分なりの役を持ち寄って、作り上げていくのがすごく楽しいなって思います。
―役作りにおいて、工夫している点についてお聞かせ下さい。
指出:私は、台本を読んで、役のイメージが分かったら、そのイメージに似た作品を見ます。例えば、恋愛映画だったら、その恋愛映画からイメージされる女優さんや、イメージしたストーリーに似たような役がある作品を見ます。
―実際にこれまでに参考にされた作品はありますか?
指出:かつて『ラムネ』という映画で、クラスでよく野次を飛ばす女番長の様な役をやらせて頂いた時に映画『ウォーターボーイズ』を参考にしました。『ラムネ』の中で、水泳が出てくるシーンがあったので、『ウォーターボーイズ』の個性豊かなキャラクターが野次を飛ばすシーンから、たくさん芝居のヒントをもらいました。
―舞台と映像のどちらが得意ですか?
指出:私は映像の方がどちらかというと得意です。舞台は今出演中の舞台「逆鱗」がほぼ初めてなんですよ。今感じている映像と舞台の違いは、集中している時間が1カットごとか、そうでないかという事ですね。舞台は公演中ずっと繋ぎっぱなしなので、自分が立っていると、360度気が抜けないんです。その緊張感は本当に全身毛穴が空いているんじゃないかと思うくらいゾクゾクする感じです。
―どちらの方が楽しいと言うと?
指出:どっちにもすごく楽しいです。映像も好きですが、「逆鱗」の稽古や本番に入る度に初めて知る事ばかりで新鮮ですごく楽しいです。
―映像作品の良さってどこにあると思いますか?
指出:舞台と違って、見ている人は生で見ていないですよね。映像の良さっていうは、画面を通してしか伝わらない細かな表情にあると思います。ちょっと口がピクって動いても、映像だと伝わってしまうんですよね。だから、人間の細かいちょっとした動き、気付かない人ももちろんいると思うんですけど、でもその口がピクっとする動きが無かったら、映像として撮ろうとしなかった顔かもしれないし。そういう細かい部分が魅力なんですかね。
―小さい所にまで気を配るんですね。
指出:そうですね。でも、それも舞台にも言えることなんですが、指先一本とか、あごの位置とか。そこは、すごく気を配ります。
―では、舞台作品の魅力は?
指出:“笑い”を一緒に共感できるところです。目の前で、リアルタイムでお客さんの反応が分かる。あと、たまに、ちょっと移動する瞬間とかに、ぱっと目が客席を走ったりすると、お客さんと目が合ったりするんですよ。見られているんだなって思って、生身で反応を感じるというか、お客さんから何かアクションがあった時って“よっしゃー!!”ってやっぱり思いますね。そういうのは面白いなと思います。
―演じながらも、お客さんとコミュニケーションが取れるんですね。
指出:作品にもよると思うんですけどね。あと、私はまだ全然できないですし、やったこともないんですけど、アドリブ。これも舞台ならではだと思います。今出演中の「逆鱗」では、阿部サダヲさんとも共演させて頂いているのですが、大きくは話の筋から逸れないんでが、いつも若干アドリブをいれてくるんです。それでお客さんが笑うんですね。そういうのを見ると、これが舞台でしかできないんだなって実感します。映像のお仕事では、既に決まっている文章を言わないといけないことが多いのですが、そういう意味では舞台はそこが面白いかなと思います。
―アドリブって絶対失敗できないですよね。(笑)
指出:出来ないです。(笑)すべらない自信が必要だと思います。例えば、一言だけ現代用語が出てくるところで、その現代用語を日替わりでちょっと違うことを言ってみたりとか。そういうのがあると、何回も見に来てくれるお客さんも、昨日と違うんだと思えて、飽きないと思いますね。
―まだ、アドリブをするほどの余裕はないですか?
指出:ないですね。今は野田さんの舞台の中でアンサンブルの女性が10人、男性が13人いる中の一人なんですが、身体表現をするんですね。みんなで海のシーンだったら海を表現するんですけど、稽古の初めの時はめちゃくちゃ必死で、正直、メインキャストの方のセリフも入ってこなくらいみなさんの表現する動き付いていく事に必死でした。
―必死ですね。
指出:よく注意されるのが、「指出、顔!!」とか言われて、「あっ、顔を忘れていたんだ今」みたいな。そこにも気を配りきれていないんだっていう感じもありましたし、360度意識するということも改めて分かりました。
指出瑞貴
―でも、刺激的ですね。
指出:もう毎日がまさにそうです。稽古中もそうなんですけど、公演が始まってからも刺激的です。毎日公演をしていても、日に日に少しずつ違うので。今日はこの角度からこういうのが見れているとか、その阿部さんが一瞬言ったアドリブが客席を笑いの渦に巻き込んだところで、私たちが出ないといけない時とかのちょっとしたモチベーションの違いがあるんです。やっぱりそれは本番にしかない面白さですね。
―この舞台を通じて、成長を感じていますか?
指出:そう心から思えるように、最後まで全力でやりきりたいです。でも、明らかに稽古の時よりかはちゃんと周りを見えています。自分だけじゃ成立しないので。映像ってひとりのシーンもあるから、自分だけで画面の中で成立する部分もあると思うんですけど、舞台って、見ている人からするとステージがその一画面だから、ひとりだけ遅れてもいけないし、早まってもいけないし、周りとのバランスを大事に、常に周りを見えているようにしています。
―今後共演してみたい方はいますか?
指出:私は、中学校2年生で仕事を始めた時からずっと井上真央さんの大ファンでした。小学生の頃から、井上真央さんが出演された「キッズ・ウォー」も見ていましたし。それがきっかけで、女優に興味を持ったのもあるんですけど。ずっとオーディション等で、好きな女優さんを聞かれたら、井上真央さんって答えるぐらい好きで、今回の舞台で、その井上真央さんと共演ができたんです。間近で、自分が憧れていた方の芝居を毎日見れるし、一緒に舞台に立てるし、そういう部分ではかねてからの夢が一個叶いました。“今、ここにいるんだ”みたいな達成感っていうか、ちょっと嬉しい気持ちもあります。同時に、こんなに近くで勉強させてもらえているので、今すごくそれは幸せな環境にいるとも思っています。ムロツヨシさんも好きで、先日ドラマで共演させていただきました。チャンスがあればムロさんや八嶋智人さんなどとコメディ風な作品にも参加したいです。でも、八嶋さんも共演しちゃったんですよ。(笑)あと、同じ事務所に片岡礼子さんがいるんですけど、同じ作品に何度か出ているんですけど、同じシーンが一度も無くて、よく礼子さんと会うと、今年は同じシーンで共演したいねっていう話はよくしています。
―話は変わるのですが、指出さんって、’94年生まれですよね。華の’94年組ですか?
指出:華なんですか?
―’94年生まれのアーティストの方や俳優さんが多いなっていう印象を受けまして。
指出:たしかに、多いです。私の世代って、アイドルブームが出始めた年だと思うし、実際今もその’94年前後に生まれた子たちが先頭を切ってアイドルやっていますし、実際私の友達にも多いですね。そう思うと、ライバルがあっちこっちにいるっていう感じは常にあります。女優という肩書の子だけが役者をやるわけではないですし、モデルもアイドルも演じるんですよね。そう思うと全員ライバルですね。
―具体的な方で、ライバルはいますか?
指出:ちょっとキャラクターは違いますけど、以前にこちらのサイトで伊藤沙莉さんがインタビューされていましたよね。沙莉さんとは以前同じ事務所だったんですけど、沙莉さんって彼女にしかないキャラがあるんですよ。お芝居もそうですけど、沙莉さんに被る人っていないんじゃないかなって思うくらいで。同じ役で争うことは多分ないと思うんですけど、そう思うからこそ、良い意味でライバル視はします。今、何の仕事をしているかとかすごく気になるし。同じ年くらいの女優さんで、やっぱり沙莉さんって上手いし、持っているもの持っているし、だからって比べるわけではないですけど、魅力を感じますね。沙莉さんのSNSとか、よくチェックしてます。(笑)
―主役などもやられていて、今注目の女優さんですよね。
指出:この前、沙莉さんと会って、ご飯を一緒に食べたんですけど、やっぱり昔っから変わらないですね。ただ、沙莉さんもちょっと言っていたのは、「昔より変わったことと言えば、見た目が大人っぽくなっただけで、中身は全く変わりません」って。そういう意味では私も肝の据わり方は良い意味で変わったんじゃないかなと思います。ビビるものがないというか(笑)正直、今回の舞台でも、始めはビビッている部分があって、新しい世界だから分からないし、不安はありましたが、そうしているうちに、周りに後れを取るので、そういう無駄なことはやめようと思って、そう考えるのをやめました。“肝が据わっていた自分どこ行ったけ!?”みたいな感じで、取り戻しました。(笑)
―これまでは、どういう役が多かったですか?
指出:いじめっ子、ちょっと強気な女の子、ギャルとか、そういうのがやっぱり多いと思います。強気な役が多いですね。弱々しい役とかやったことがないです。(笑)
―やってみたいとは思いますか?
指出:思いますけど、今まで自分が偏ってそのような役を頂いていたということは、多分それがあっていると思いますし、そう見えるというある意味私の個性であると思うので、今まで演じてきたような役も大歓迎です。
―弱い役とかは自分じゃできないと?
指出:できなくはないですけど、多分、合わないのかなと思いますね。それだったら、自分がやれるもの、選んでもらえるところで磨いた方が良いかなと思います。
―幅広い役を演じられる役者さんに憧れたりとかは?
指出:もちろん、憧れます。作品ごとに、毎回役が変わる山田孝之さんはすごいなって思います。毎回全く異なるジャンルの役を演じられるので、この役って山田さんだったんだと思うことは結構ありますね。
―他の役者さんには負けていない私が一番って思うところは?
指出:芝居をしている時の目力だと思います。
―目で訴えかけるみたいな?
指出:無言でも、目で芝居をしようと思えば、できる自信があります。もちろん、見る人の受け取り方にもよりますけど。
―今後は主役にも挑戦したいですか?
指出:はい、いつかはやりたいです。
―主役ができる役者さんと、脇役をずっとやっている役者さんの違いはどこにあると思いますか?
指出:脇で行ける人って、芝居の幅がすごく広くて、キャラが強い人だと思うんです。八嶋智人さんやムロツヨシさんは、以前、一緒にお仕事をしたんですけど、すごいキャラクターが強くて、やっぱり自分のキャラは持っているんだけど、いろんな役を変幻自在に演じていらっしゃったんです。例えば、ムロさんだったら、ムロさんがいないと成り立たないと思わせるような空間がありますし。主役の人はやっぱり存在感です。見ている人がグッと見たくなるようなオーラがある人がやっぱり主役だと思いますね。
―指出さんが、役を演じる上で、心掛けていることはありますか?
指出:目線はすごく心がけます。私の場合は、ちょっと向きを変えるだけで、きついイメージになるので。(笑)きつく魅せる芝居だったら良いんですけど、そうじゃない場合はすごく気を配ります。あと、劇中での歩き方など日常の所作も気を付けています。特に撮影の時はちゃんと心掛けるようにしています。
―芝居をするということは、言わば変身をすることですよね。でも、どうしてもその人の個性が出てくると思います。指出さんのオリジナリティーはどちらにあると思いますか?
指出:これもやっぱり目です。(笑)声は普段は低いんですけど、お芝居をする時に変えたりできるので。特別高音っていうわけではないですけど、ワントーン上げてみたりします。
―舞台でセリフを飛ばしたら、どうしますか?
指出:今まで飛ばしたことは無いんですけど、もしこの先飛ばしたら、とりあえずシリアスじゃなければ、笑って、私のセリフの次に言う人に目で合図をします。(笑)
―映像の世界では、セリフを飛ばしたことは?
指出:過去にありますね。(笑)
―本番、緊張はしないですか
指出:実は、すごく緊張するんですけど、周りには全くそう見えていないらしいです。
いつも緊張もせず、堂々とやっているんだと思われているようで、内心は結構緊張しています。でも、アクションがかかったらプツンと切れるんですよね。そこに囚われているとのびのびできないので、
―すごく難しい質問になるんですが、指出瑞貴とは?
指出:一緒にいる人からは、元気を与えているらしいです。私自身は、全然、無意識なんですけど。だから、よく“パワーパーソン”と言われます。女優のお仕事をしていても、ファンレターなどを通じて、作品を見てもらった人から「指出さんを見て、パワーをもらいました」というメッセージを良く頂くので、パワーパーソンなのかなと思います。あと、よく笑います。かつて、「笑顔を振りまくよね」って言われたこともあります。仕事に対して、一途でもありますね。結構心は折れやすくて、折れるんですけど、次の日にはケロって戻るので、中学校2年生から、ちょっと間が空くことはあったのですが、ずっと一途にこの仕事と向き合えているんだと思います。
―仕事が一途っておっしゃられていたのですが、今後プライベートな面で挑戦して行きたいことはありますか?
指出:昔、少しダンスをやっていたので、それをまたやりたいなと思っています。
―座右の銘は?
指出:“一生懸命”です。一生懸命にやって、何事も損はないので。失敗しても、その一生懸命にやった時間っていうのは無駄じゃないし。だから、私はそれが座右の銘です。
―ここまでで何か言い残したことはありますか?
指出:演じているキャラで悪そうに思われているかもですが、プライベートではカラオケに行ってはしゃぐような普通の明るい感じの女の子です。
―最後に、同世代の方へメッセージをお願いします。
指出:嫌な事、やりたくないことも一生懸命やっていれば、絶対に自分の糧や財産になります。私は、勉強とか、家のお手伝いとかすごく嫌いだったんですけど、言われた通りに頑張ってやっていました。それで恥をかくこともないし。あと、自分のために言われていることはやらないといけないことだと思うので、そういうことはとりあえず一所懸命やって損はないです。
指出瑞貴
《お知らせ》
舞台出演情報
NODA・MAP第20回公演『逆鱗』に出演中
東京公演を皮切りに、大阪・北九州までの全国3都市を巡る全68公演
1月 29日(金)~3月 13日(日)東京芸術劇場プレイハウス
3月 18日(金)~3月 27日(日)シアターBRAVA!
3月 31日(木)~4月  3日(日)北九州芸術劇場大ホール
公式ホームページ http://www.sashidemizuki.jp/
公式ツイッター   @mizuki_sashide

not mine.credit and source: KEIO JOURNAL

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