「どうしてもやってみたかったんです」。ドラマ「花より団子」の主演・井上真央さんに憧れて、女優の夢を小学校2年生で、お母さんに初めて打ち明けた。「中途半端な気持ちじゃどのみち無理」と賛成は得られなかったが、それでも諦めない。2年越しの4年生の時にお母さんが根負けする形で、ついに児童劇団に入団。夢を追う日々が始まった―。
平日朝7時、NHK Eテレ(教育)で放送中の「シャキーン」。同番組内のショートドラマ『ひみつのレンコちゃん』に中学2年生の米山琴音さんがレギュラー出演している。「自分じゃない”役”を演じる。難しいけど毎日がとっても楽しいんです」と笑顔が溢れる。
ドラマや映画が大好きでなかでも「踊る大捜査線」シリーズの大ファン。DVDは10回以上、シナリオブックも集め、脇役の台詞まで覚えている。「ただ犯人を捕まえるだけでなくて、組織のあり方に迫ったり、強いメッセージ性がある。警察官役をいつか演じるのも夢の一つなんです」
「やってみたい」は地域の活動にも広がる
特技は百人一首にそろばん(一級)、剣道(初段)、けん玉と「和」なタイプ。学校行事では合唱祭の指揮者やリレーの選手と活発そのもの。「私、色んな事を知りたいんです。まずはやってみたい」。好奇心は地域活動にも広がり、原町田4丁目商店会のガム剥がし、原町田第一町内会の落書き消しなど地元の清掃イベントにも精を出す。
琴音さんを知る河原一慶町内会長は「華やかな世界で仕事をしながら地域活動に本当によく協力してくれる。彼女の夢をいつも応援しています」とエールを送る。
3月9日で14歳になったばかりの琴音さん。今後については「自分のことだけじゃなくて周りを気づかえる人になりたい。あと読書の時間が減ってきちゃっているのでもっと勉強して、いつか憧れの人たちと共演できるように頑張ります!」。
■NHK Eテレ「ひみつのレンコちゃん」は3月24日(火)朝7時〜「シャキーン」内で最終回が放送予定。
not mine.credit and source: TOWNNEWS
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