俳優戸次重幸(41)と女優市川由衣(29)が9日、それぞれの所属事務所を通じて、結婚したことを発表した。今月8日に都内区役所に婚姻届を提出したという。交際1年2カ月でゴールインとなった。
2人は、昨年春に収録され、7月にNHKBSプレミアムで放送されたドラマ「おわこんTV」の共演で知り合った。戸次はテレビ局のバラエティー番組演出家、市川は新入社員を演じた。戸次はこの日、「昨年春のドラマで共演させていただいてから、その後結婚を前提とした交際に至り、1年以上の交際期間をへての入籍です」と報告。市川も「昨年春にドラマの撮影で出会い、結婚を前提にお付き合いをさせていただいておりました。日々起こる小さな幸せを大切に、温かい家庭を築いていきたいです」とコメントした。「おわこんTV」の直後、同年10月スタートのフジテレビ系ドラマ「すべてがFになる」でも再共演しており、一気に親密度が高まったようだ。
市川は今年3月の写真集イベントで「結婚したい。家族を大事にしてくれる男性がいたら」と話したばかり。交際中の戸次を思いながらのコメントだったようだ。常々「30歳までに結婚したい」と話していた通り、有言実行となった。
関係者によると、市川は妊娠しておらず、結婚後も仕事は続けるという。既に同居している。挙式、披露宴は身内で行うという。
戸次は、大泉洋(42)らが所属する演劇ユニット「TEAM NACS(チーム・ナックス)」の俳優。同ユニットの仕事以外に、話題の舞台やドラマ、映画などへの出演が相次いでいる。市川も昨年、主演映画「海を感じる時」で大胆な演技を披露して話題を集めた。
◆市川由衣(いちかわ・ゆい)1986年(昭61)2月10日、東京都生まれ。01年にテレビ朝日系「渋谷系女子プロレス」でドラマデビュー。「ホットマン」「ヤンキー母校に帰る」「ワンダフルライフ」「クロサギ」「軍師官兵衛」などのドラマに出演。03年「呪怨」で映画デビュー。その後「クロサギ」「ひゃくはち」などの映画に出演。158センチ。血液型A。
◆戸次重幸(とつぎ・しげゆき)1973年(昭48)11月7日、北海道生まれ。学生時代に大泉洋らと出会ってTEAM NACSを結成。舞台を中心に活動しながら、脚本、演出も手掛ける。「チーム・バチスタ」シリーズや「33分探偵」「すべてがFになる」などのドラマにも出演。主演映画「ホコリと幻想」が26日から公開。173センチ。血液型O。
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