「第38回日本アカデミー賞授賞式」(2月27日開催)において、西田敏行とともに、女優・真木よう子が総合司会を務めることが注目されている。NHK紅白歌合戦や、レコード大賞、式典等で、女優が司会を務めるのはよくあること。式典に華を添える意味合いは大きいが、なかには司会の達者な女優もいる。そこで、これまで様々な番組で見た女優たちの “司会力” に注目してみたい。
他を大きく引き離す高評価を得ていたのが、仲間由紀恵。持ち前の度胸の良さに加え、NHK紅白歌合戦の司会を4回務めた経験値は大きいのか、昨年末のレコード大賞の司会時には慌てず焦らず、実に優雅で、貫禄すら感じさせる司会ぶりを見せていた。
また、「きゃりーぱみゅぱみゅ」を噛まずに言えたこともネット上で話題になっていたが、あまりの落ち着いた司会ぶりは、『ごくせん』シリーズや『TRICK』で見せるコメディエンヌの顔とは別人のよう。「実は司会を務めるときにはまたひとつの“司会者”という役を演じ、役になりきっているのではないか」と思うほどだ。
続いて、最も “優等生” だったのは、2011年の紅白紅組司会者を務めた井上真央。子役からの長いキャリアを持つためか、滑舌のよさ、聞き取りやすさに加えて、愛嬌・明るさは、近年の女優司会者ではナンバーワンだろう。気配りや、“間”の心地よさも、安心して見ることができる。一方、ハキハキした喋り&テキパキ進行が印象的だったのが、堀北真希。おっとりしたイメージが定着しているが、無駄のないスムーズな進行に驚いた人も多いのではないだろうか。
そんな中、“天然系”で、若干不安視されていたのが綾瀬はるか・吉高由里子の2人。2013年のNHK紅白歌合戦で司会を務めた綾瀬は、その天然さゆえにハラハラする場面も一部あったが、硬派なドキュメンタリー番組などでは、きちんとしたコメント・進行をしているのを見ると、紅白ではおそらくバラエティに出るときと同じ“素”を求められていたのではないかと思う。
一方、“天真爛漫”“奔放”ということで「生放送で何かやらかしそう」との声も聞こえた吉高は、会見時に「よくも本当に選んだなあ、NHKさん」と発言したり、リハーサルでは報道陣に「うるさいなあ」と言ったりしたことが報じられていた。本番では途中つっかえたりするものの、白組司会の嵐のフォローもあり、意外にも難なくこなしていたという印象だ。
さて、信頼感抜群の西田敏行と組む真木よう子の司会はどうなるか。組み合わせの妙にも期待したい。(文:田幸和歌子)
また、「きゃりーぱみゅぱみゅ」を噛まずに言えたこともネット上で話題になっていたが、あまりの落ち着いた司会ぶりは、『ごくせん』シリーズや『TRICK』で見せるコメディエンヌの顔とは別人のよう。「実は司会を務めるときにはまたひとつの“司会者”という役を演じ、役になりきっているのではないか」と思うほどだ。
続いて、最も “優等生” だったのは、2011年の紅白紅組司会者を務めた井上真央。子役からの長いキャリアを持つためか、滑舌のよさ、聞き取りやすさに加えて、愛嬌・明るさは、近年の女優司会者ではナンバーワンだろう。気配りや、“間”の心地よさも、安心して見ることができる。一方、ハキハキした喋り&テキパキ進行が印象的だったのが、堀北真希。おっとりしたイメージが定着しているが、無駄のないスムーズな進行に驚いた人も多いのではないだろうか。
そんな中、“天然系”で、若干不安視されていたのが綾瀬はるか・吉高由里子の2人。2013年のNHK紅白歌合戦で司会を務めた綾瀬は、その天然さゆえにハラハラする場面も一部あったが、硬派なドキュメンタリー番組などでは、きちんとしたコメント・進行をしているのを見ると、紅白ではおそらくバラエティに出るときと同じ“素”を求められていたのではないかと思う。
一方、“天真爛漫”“奔放”ということで「生放送で何かやらかしそう」との声も聞こえた吉高は、会見時に「よくも本当に選んだなあ、NHKさん」と発言したり、リハーサルでは報道陣に「うるさいなあ」と言ったりしたことが報じられていた。本番では途中つっかえたりするものの、白組司会の嵐のフォローもあり、意外にも難なくこなしていたという印象だ。
さて、信頼感抜群の西田敏行と組む真木よう子の司会はどうなるか。組み合わせの妙にも期待したい。(文:田幸和歌子)
not mine.credit and source:CRANK-IN.NET
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